指導方針

八尾ラグビースクールの目指すこと

「子どもにとって、遊びは生活そのものである」と言われているように、子どもたちの成長発達においては、遊びはかけがえのない働きをするものです。子どもたちは、遊びのなかで楽しみながら体力・思考力・創造力を養い、また、仲間との人間関係をつくっていきます。
八尾ラグビースクールは、子どもたちに遊び(=スポーツ=ラグビー)に必要な条件である、仲間・時間・空間を確保し、集団で楽しく遊べる子どもの育成を考えて開設されました。広いグラウンドで楕円形ボールを仲間と協力して追い、捕らえ、投げて共に汗を流して駆けまわり、心身ともに健康で自主的、活動的な子どもに育ってほしいと願っています。

指導方針

八尾ラグビースクールは、ラグビーを通してスポーツの楽しさ、即ち、勝敗にこだわらず、全力を尽くしてがんばった満足感、「がんばれば克服できた」、「工夫すれば乗り越えられた」という、克服することから生まれる楽しさを子どもたちに味わってもらいたいと考えています。ラグビーの有名選手を育てることが目的ではありません。
指導の基本として、生涯スポーツ社会に生きる人間を育成するという広い視野から、子どもたちの自主的・自律的な活動を大切にし、子どもの心身の発達の特徴を理解して「仕上げる」のではなく、将来を見通して「自ら伸びる力」を、子どもたちに養わせたいと考えています。

具体的な指導として

①子どもの心身の発達に応じた、運動の量・質・時間等を考え、「健康安全」に留意する。
②子どもの創意や工夫、努力を常に認めてその能力を伸ばす。
③スポーツ本来の遊び的要素を十分にとり入れて、スポーツ活動の楽しさを経験させる。
④子ども自らがスポーツを生活の一部として楽しむ習慣を身につけさせる。
スポーツには、身体を強健、敏捷にするという特質の他に、公正・忍耐・協力等、精神面においても大いにプラスとなる特質が備わっております。この二面を考慮して、単にスポーツマンの育成にとどまらず、より立派な人間に育っていくことを指導目標とします。

指導内容

ラグビーの練習を通して、ラグビーをよりよく理解させることはもちろんのことですが、心身の調和的発達を促進し、あわせて社会的態度の育成を指導の基本内容と考えています。また、ラグビーの練習やゲームだけにとどまらず、季節にあわせてハイキング、夏季合宿などを実施して、幅広く体力づくりといろいろな能力の開発を側面より促したいと考えています。